レコードカタログ地味に更新中とタグの導入

コロナウイルスの収束が未だに見通せないという何とも困った状況が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。加えて、近ごろは「新しい生活様式」だとか「コロナ禍」というような、どこかしっくりとこない言葉があちらこちらで乱発されていて、どうも気分がよろしくありません。このようなことを表すには、もう少し洗練された、あるいは重みのある言葉が相応しいように感じてしまいます。

冒頭から話が脱線してしまいました。当店も例に漏れず一月ほど自粛を行っていたわけですが、これを機会にとレコードの整理整頓を進めつつ、わずかばかりではありますが、Catalogへのレコード追加と、改良改善を行いました。

まずは新しいレコードの追加、すなわちCatalogの更新ですが、これまでのように一ヶ月に一度の更新ではなく、数日に一度、数点づつ追加する逐次更新を継続しております。これは既報の通り、New Arrivalの並びを新着順としたため、新たな追加分がすぐ分かるようになったことの副次的効果の側面もあります。

もう一つ大きな機能追加として「タグ」を導入しました。タグ機能は、使い方にも依りますが、カテゴリー分けをより細かくを分類したり、あるいカテゴリーとは全く違った分け方をすることなどに使うことのできる機能です。

そこで当Catalogにおいては、カテゴリーに囚われない分類として、Russian Pianismであるとか、Cassandreジャケット写真ジャケット弦楽四重奏などのようにタグ分けをしました。本来であれば「当店特選盤」「至上の名演」「座右の一枚」「これを聴け」などと加えたいところではあったのですが、レコード屋店主の売らんかなの心が透けてしまうのは必定ですので、ここはぐっと堪えて自重いたしました。いずれにしましても決まりごとのない自由な分類としていますので、気の向くまま次々と新しいタグを追加することになると思います。

現状かなり数量が嵩んで使い勝手の悪いCatalogとなってしまっておりますので、いかばかりかでもレコードの絞り込みにご活用いただければと思っております。

「TAG」(タグ一覧・タグクラウド)は、PCなど大画面の場合は右側サイドバーの、「CATEGORY」の下に、スマートフォンなどの場合は、レコードリストが全て表示されたあとの「CATEGORY」一覧の、さらに下側に表示されます。

ともあれ、未だ取り掛かったばかりで、全カタログへタグが波及するには、相当の時間がかかると思われます。同様に、ジャケット写真も少しづつ追加を図っているところですが、何分にも量が量ですので、こちらも含め気長にお付き合いいただければ幸いです。