おそらく1951年シーズンのベルリン・シラー劇場のパンフレット、プログラムとチケット半券。演目はホフマンスタールの『エディプス王』戯曲のプログラムだが、注目すべきはパンフレットにあるフルトヴェングラーの写真。147×208mm 24ppのパンフレット、見開きプログラムにチケット半券。
「プログラム」一覧
ニコライ・オルロフ(Nikolai Orlov, 1892-1964)によるショパン・リサイタル・プログラム。開催年が書かれていませんが、1930年代でしょうか。210×275mm リーフレット。中央付近二折跡、少ヤブレ、少イタミ等。プログラムに鉛筆書き。
ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan, 1908-1989)が1953年、ウィーン・シンフォニカーと行ったベートーヴェン交響曲全曲演奏会の第5回(第九交響曲)のプログラム。
150×210mm 見開き2枚組リーフレット。表紙若干の風化による少カケ、少ヤブレ等。
1911年シーズンのベルリン・フィルハーモニー・コンサートのプログラム。曲目は、ベートーヴェンの《運命》とチャイコフスキーの《悲愴》。194×122mm リーフレット。古さを考えるとかなりの良コンディション。
パリ木管五重奏団は、ランパル率いるパリ・バロック・アンサンブルほど有名にはなりませんでしたが、当時を代表した木管五重奏団で、Ducretet-Thomsonの録音など今でも愛聴されています。210×271mm リーフレット。表に青インク等にて各団員のサイン。四つ折り跡他若干傷み。
ドイツの名コロラトゥーラ、エルナ・ベルガー(Erna Berger, 1900-1990)のリーダーアーベントプログラム,青ボールペンでベルガーとピアニスト、シェルツァーのサインが入っています。210×146mm 見開きリーフレット。
『The Commemorative Publication to mark The 50th Anniversary of the death of WILHELM FURTWANGLER』というものものしいタイトルの付いた豪華ボックスです。内容は、1951年のバイロイト音楽祭の時に発行された210ページ(+広告32ページ)にわたる豪華プログラムの復刻版と、HMV録音のベートーヴェンの第9交響曲(バイロイトの第九)と第1交響曲がオリジナル盤から複写されたCD2枚のセットです。当店では、CDは可能な限り扱わないようにはしているのですが、復刻プログラムの出来が素晴らしいために、敢えて紹介することにしました。プログラムの内容は、ワグナーとバイロイトの歴史から始まり、初演から1944年に中断されるまでの全ての演目と主な出演者が網羅され、写真の入った1951年の出演者の紹介がそれに続いています。また、最後に30ページほど割かれた広告のページも往時を感じされるものとなっています。復刻は、本文の黄ばんだ色の紙や、ビンディングの布テープなど、本物をかなり忠実に再現しており、複写の程度も(本物を手にとってみたこともあるのですが)かなり良い仕上がりかと思います。採算などに拘泥せず、後世に残る何かを作ろうといった気概が感じられる作りです。本物を入手するのが困難な昨今、このような復刻版の意義というものは、それなりにあるのではないでしょうか。なお、CD2枚のほか、「バイロイトの第九」の各国盤の写真とフルトヴェングラーセンター代表の劉邦氏による解説が書かれたリーフレットが付属しています。新品ですが、箱に軽い汚れ、スレ等あります。
ロシアのピアニスト、ウラディーミル・クライネフ(Vladimir Krainev、1944-2011)のサイン入りコンサートプログラム。1980年10月4日 バーゼル州立カジノホールでの演奏会プログラム。マリス・ヤンソンス指揮レニングラード・フィル。クライネフとはプロコフィエフの協奏曲1番を共演。148×21mm 三つ折リーフレット。表右上シール剥がし跡。