オーディオ一覧

SP000069

EMT Franz時代のTMD-25です。EMTの標準モノラルカートリッジとして、現在も生産の続けられているものです。

Franz時代のものは、Barcoやそれ以降のものと比べ、より濃密な音がすると言われています。

1980年代製造のものと思われます。針先は使用僅少。針先チェックとダンパー調整済です。ケース内のプラスチックモールドが黄ばんでいます。

¥120,000

SP000068

Barco EMT時代のTSD-15 楕円針です。現在でもヨーロッパ系モニターサウンドの標準となっているステレオカートリッジの名器です。

1990年頃製造のものと思われます。現行品よりも濃密な音がすると言われています。

針先は使用僅少。針先チェックとダンパー調整済です。指掛けが少し退色しています。

SOLD

SP000067

Barco EMT時代のTND-65です。非常に珍しいTSDベースの78回転SP盤用カートリッジとなります。

EMTのモノラルおよび78回転SP用カートリッジは、Ortofonベースのモノラル専用カートリッジであるOFDシリーズとは別に、自社開発のステレオカートリッジTSDをベースとした、TMD/TMDがありました。

TMD/TNDの開発された背景として、放送用機器としてTSDと音質の統一を図りたかったことや、カートリッジ重量や針圧の統一によってクイック・チェンジが可能となったこと、ハイコンプライアンスのカートリッジによってより音溝の情報を取り出したいという欲求などがあったと考えられます。

モノラルLPや78回転SPをTSDの現代的モニターサウンドで再生することができます。

1990年頃製造のものと思われます。針先は使用僅少。針先チェックとダンパー調整済です。ケース内のプラスチックモールドが黄ばんでいます。

¥95,000

SP000064

EMT Studiotechnik ドイツ時代後期のOFD-65未開封品。78回転SP盤用のカートリッジとなります。

EMTのOFDシリーズは、元々EMTがOrtofonへ設計製造依頼したもので、その後自社で製造するようになってから現在に至るまで、初期設計の頃と同じ構造を保っています(おそらくコイルの巻線まで同じ仕様と思われます)。ある意味生きた化石のようなカートリッジで、製造中止の憂き目に遭うまでは、初期Ortofonに最も近い現行品カートリッジ、という地位を保っていました。

ただ、カンチレバーはEMT独特の形状をしており、縦揺れ(ソリや凸凹など)に対するトレース能力はOrtofonに比べて格段に優れていました(この辺り見事な業務用設計です)。そのため、製盤不良やソリの多い78回転SP用にはかなり使いやすいカートリッジとなっています。

製造は2000年代初めから中頃と思われます。ケースのシールに手書きされているシリアルとアルミカバーのシリアル刻印も同一です。OFDシリーズはドイツ時代末期から製造中止となっていましたが、その後業務縮小の上、スイスの企業に買収されましたので、残念ながら相当なオーダー量が見込めなければ、再生産の可能性は望み薄です。

¥85,000

SP000063

オルトフォン旧型トーンアーム用のDIN5ピン広角タイプのコネクターです。Preh社製旧型ストレートタイプとなります。

Preh社は、ハーマンからニックス時代のRMA/Gアームに付属していたL型コネクターを供給しておりますので、いわば、純正部品のストレートタイプと言えます。昨今はプレーヤーキャビネットもどんどん厚くなっていますので、L型よりもストレート型の方が扱いやすいようで、L型コネクターのピン部分のみを利用してストレート型に改造したものもよく見かけます(そもそもL型コネクターの用途は、ストレート型では入らない狭い場所で使用するためのものですから、OrtofonがなぜL型を用いたのか…)。

Preh社のDINコネクターも(おそらく何十年ぶりかで)モデルチェンジをしており、現行型は固定ネジがプラスであったり、ガイドキーが国産コネクターと同じようなプレスタイプになってしまっています(旧型はダイキャスト)。ほとんど性能、機能とは関係の無い部分まで気になってしまうのは「病膏肓に入る」の最たるものですが、こればかりは止められません。旧型は市場に出回っているものを探す他ありませんので、今後の入手はかなり難しいでしょう。

また、現在でも入手が容易なDeltron社製の同型コネクターは、メッキが弱いため余りおすすめできません。

コネクターのみですので、ハンダ付けによる結線が必要です。線材やRCAコネクターをご提供いただいた上でのトーンアームケーブルの作成も別途有料にて承っておりますので、ご相談下さい。

ある程度数量を確保しておりますので、複数ご希望の場合も対応可能です。

¥5,400

SP000036

Ortofon SPU-G 1960年台初期のものです。Elliptical表記なく丸針です。

SPUのシリアルナンバーは、未だにはっきりとした読み方が分かりませんが、おそらく1960年代前半製と思われます。

針先交換済で、音出しによる確認も行いましたが問題はありませんでした。

赤箱付。

¥320,000

SP000044

「F10-30」はアメリカのカートリッジメーカーGradoがモノラルカートリッジ向けに製造したMCトランスです。

昇圧比はおよそ9倍で、出力の高いモノラルカートリッジとも組み合わせやすくなっています。600Ω受けとなっていますが、いわゆるバランス入出力向けではなく、標準的なPhono入力インピーダンス(47kΩ)から倍率を逆算した結果であったと思われます。基本的にハイインピーダンス受けは問題ありませんので、ローインピーダンスのものから100Ω以上のものまで幅広く対応することが可能です。

ケースに直接RCA端子が取り付けてあり、このまま使用することも可能な状態です。コード取り出し部分のゴムブッシュが硬化していますが、実用上は問題ありません。在庫は2個ありますので、組み合わせてステレオとすることも可能です(倍率は若干苦しいですが)。

入力インピーダンス:600Ω
出力インピーダンス:47000Ω(47kΩ)
昇圧比:18.9dB(約9倍)
¥80,000

SP000040

「No. 41」はJS(Jørgen Schou)製のオルトフォンSPU指定トランスで、倍率などの使いやすさなどからSPUに最も適合したトランスとも言われています。特に初期に生産されたものは、その音の良さも手伝って相当に入手が困難なものの一つとなっています。

「No. 41」はOrtofon指定トランスであったためかかなり長期に渡って生産が続けられ、今回販売するものは1970年代製の中、後期型となります。MCトランス用の他(日本ではオーディオニックスが輸入、ケーシングし販売していたと記憶しています)、PA機器などにも使用されていました。また、「No. 384」ほどメジャーにならなかったためか、いわゆるオーディオ向けの再生産はされなかったようです。

「No. 41」のゲインはおよそ115倍(41dB)で、ローインピーダンスのSPUをフォノイコライザーに入力するのに丁度良い倍率となっています。

後期型ですから名器と言われた初期型と比較をされてしまうのはやむを得ないことです。しかし、初期型から同一仕様で作り続けられてきたわけですから、このトランスの音も「41」の音と言って差し支えはないと思います。

ケーシングにはイギリスEddystone製のメタルダイカストケース、ピンジャックはスイッチクラフト製、アースターミナルはHHスミス製レトロタイプを使用しています。

入力インピーダンス:1.5Ω
出力インピーダンス:20kΩ
昇圧比:41dB(約115倍)
SOLD

SP000043

Ortofon Type ABカートリッジ、黒色となります。

C-25Dの項でも書いた通りオルトフォンの初期カートリッジにはさまざまなバリエーションがあります。それらの中でも初期の製品に属し、「ツノ付き」と呼ばれるカートリッジが、Type ABとCB、さらに変種のADです。

この「ツノ付き」タイプは、ほぼ全てにおいてカートリッジ下面のメタルカバーにFONOFILM表記があることから、1950年台初期までのORTOFONブランドが使われる前の製品であると推測されますが、ORTOFONブランド確立後も放送局用にFONOFILMのブランドで納入されていた可能性はあります。というのも、短期間で作ったとは思えないほど多くのバリエーションが存在するからです。

バリエーションのもっとも分かりやすい違いは本体の色で、オルトフォンならではの黒色の他にアイボリーのものがあります。また、AB、CBの呼称通り、カンチレバーにもAタイプとCタイプがあり、それらの中にまた78rpmタイプと33/45rpmタイプがあります。さらに、カートリッジ正面に刻印で大きくAB、CBと表記されているもの、78rpmあるいは33/45rpmと刻印されているもの、その両方が刻印されているもの、さらには針が上から見られるようにその部分が斜めに大きく削られているもの(Cタイプなどによく見られます)などがあります。加えて、トーンアーム接続部の樹脂の丸棒の色も黒の他、赤や青、茶色のものなどがあります(当初は針先径に合わせて色を変えていたようです)。また、放送局用に出荷されているとすれば、インピーダンス違いなども存在する可能性があり、一口に「ツノ付き」といっても分類するのに困るほど多種多様のタイプが存在しているのです。おそらく、Ortofon本社でもこれら詳細についての資料は残っていないのではないでしょうか。

これらの違いとは別に、このABやCBというのは実はType Bであるという説があります。Type Bにカンチレバー形状の表記であるAやCを付けたのではないかということですが、Type Bはまた別に存在しており、AB/CBとはまた別のブロードキャストタイプとなります。

事のついでにType ADについても書いておきます。ADは、カンチレバーの先が小さくY字に分岐しており、Y字の先端にそれぞれLP用と78rpm用の針が傾けて取り付けてあり、カートリッジを左右に傾けることによってLPとSPを切り替えることが出来るという一風変わったカートリッジです。ADをオルトフォン初のトーンアームA-212へ付けた姿はなかなかの風情です。

前置きが長くなりました。当モデルはType ABの黒色モデルで、正面には78rpmと白抜き刻印がされていますが、針先はLP用の25ミクロン針に交換されています。音は非常に力強く、後期のC-25Aなどと比べると音量がまるで違って聞こえるほどです(実際インピーダンスの関係で音量が大きくなっている可能性もありますが)。野太い音が前に出てくる分、当然ながらレンジはそれほど広くは感じられませんが、決して音が伸びていないというわけではなく、むしろ高域のきらびやかさなど絶妙の音作りというべきです。初期Ortofonの音が存分に楽しめるのではないでしょうか。

カートリッジは針および、ダンパー交換を含め、フルメンテナンス済で、その後は試聴しか行っておりません。初期の2ピン出力の端子となりますので、例によって専用端子で4ピンアームへ取付けられるようになっております。オルトフォンの2ピン対応の古いアームやEMTタイプ のアームを使われる場合は、端子を取り外して納品されていただきます。付属品は針カバーのみとなります。

¥350,000

SP000042

Fonofilm A-25D、Ortofon赤エンブレムです。

「FONOFILM」カバーでシリアルナンバーもかなり若い番号となりますが、4ピン出力仕様となっており、シェルそのものも後期型となっています。純正、非純正は分かりませんが、おそらく1度はメンテナンスによってケース交換がなされているものと推察されます。

古いシリアルナンバーのもの特有の押し出しが強く、良くも悪くもアクの強い音ですが、大変魅力的に感じられます。

シェル交換ということで価格は若干安くなっていますが、初期のOrtofonの音が聴けるという意味では貴重です。針先は使用僅少、ダンパー交換済です。

¥180,000