JS(Jørgen Schou)
いわゆる赤ドットこそありませんが、旧型キャップケースに程よく傷んでいる外装からもしや、と思いましたが、引出し線の作法が再生産品のものでした。「41」の再生産品仕様というのは恥ずかしながら初めて見ました。タッチアップなどもされているため、ひょっとするとケースを入れ替えたのかとも思いましたが、そこまでするのなら赤ドットも入れておくでしょうから、やはり(おそらくはオーディオ向け)
出力インピーダンス:20kΩ
昇圧比:41dB(約115倍)
antique records 33 & 78rpm, antique books
JS(Jørgen Schou)
いわゆる赤ドットこそありませんが、旧型キャップケースに程よく傷んでいる外装からもしや、と思いましたが、引出し線の作法が再生産品のものでした。「41」の再生産品仕様というのは恥ずかしながら初めて見ました。タッチアップなどもされているため、ひょっとするとケースを入れ替えたのかとも思いましたが、そこまでするのなら赤ドットも入れておくでしょうから、やはり(おそらくはオーディオ向け)
オルトフォン旧型トーンアーム用のDIN5ピン広角タイプのコネクターです。Preh社製旧型ストレートタイプとなります。
Preh社は、ハーマンからニックス時代のRMA/Gアームに付属していたL型コネクターを供給しておりますので、いわば、純正部品のストレートタイプと言えます。昨今はプレーヤーキャビネットもどんどん厚くなっていますので、L型よりもストレート型の方が扱いやすいようで、L型コネクターのピン部分のみを利用してストレート型に改造したものもよく見かけます(そもそもL型コネクターの用途は、ストレート型では入らない狭い場所で使用するためのものですから、OrtofonがなぜL型を用いたのか…)
Preh社のDINコネクターも(おそらく何十年ぶりかで)
また、現在でも入手が容易なDeltron社製の同型コネクターは、メッキが弱いため余りおすすめできません。
コネクターのみですので、ハンダ付けによる結線が必要です。線材やRCAコネクターをご提供いただいた上でのトーンアームケーブルの作成も別途有料にて承っておりますので、ご相談下さい。
ある程度数量を確保しておりますので、複数ご希望の場合も対応可能です。
Fonofilm A-25D、Ortofon赤エンブレムです。「FONOFILM」カバーでシリアルナンバーもかなり若い番号となりますが、4ピン出力仕様となっており、シェルそのものも後期型となっています。純正、非純正は分かりませんが、おそらく1度はメンテナンスによってケース交換がなされているものと推察されます。古いシリアルナンバーのもの特有の押し出しが強く、良くも悪くもアクの強い音ですが、大変魅力的に感じられます。シェル交換ということで価格は若干安くなっていますが、初期のOrtofonの音が聴けるという意味では貴重です。針先は使用僅少、ダンパー交換済です。
Ortofon SPU-G 1960年台初期のものです。Elliptical表記なく丸針です。SPUのシリアルナンバーは、未だにはっきりとした読み方が分かりませんが、おそらく1960年代前半製と思われます。針先交換済で、音出しによる確認も行いましたが問題はありませんでした。赤箱付。
Decca Mark I カートリッジ。白ボディです。カートリッジ前面に「II」表記が無い場合のMark IとMark IIの判別については諸説紛々しているのですが、シリアル番号からMark Iで間違いありません。メンテナンス後の使用は僅少です。使用に伴うスレ、汚れ等ありますが、良いコンディションです。コネクター部のプラスチック欠けもありません。針カバー欠品。
現代型の真空管アンプで有名なイギリスE.A.R.によるMCトランス。4Ω/12Ω/40Ωの入力に対応しており、切り替えスイッチではなくそれぞれに入力端子を用意している他、アース端子も左右個別に接続できるようになっており、音に対するこだわりが感じられます。全体としてはアタリなどもなく美品ですが、正面ロゴの一部が消えている他、RCA端子に少ヨゴレあります。元箱、簡素なオリジナル説明書付き。
Barco EMT時代のTSD-15 楕円針です。現在でもヨーロッパ系モニターサウンドの標準となっているステレオカートリッジの名器です。1990年頃製造のものと思われます。現行品よりも濃密な音がすると言われています。針先は使用僅少。針先チェックとダンパー調整済です。指掛けが少し退色しています。
Barco EMT時代のTND-65です。非常に珍しいTSDベースの78回転SP盤用カートリッジとなります。EMTのモノラルおよび78回転SP用カートリッジは、Ortofonベースのモノラル専用カートリッジであるOFDシリーズとは別に、自社開発のステレオカートリッジTSDをベースとした、TMD/TMDがありました。TMD/TNDの開発された背景として、放送用機器としてTSDと音質の統一を図りたかったことや、カートリッジ重量や針圧の統一によってクイック・チェンジが可能となったこと、ハイコンプライアンスのカートリッジによってより音溝の情報を取り出したいという欲求などがあったと考えられます。モノラルLPや78回転SPをTSDの現代的モニターサウンドで再生することができます。1990年頃製造のものと思われます。針先は使用僅少。針先チェックとダンパー調整済です。ケース内のプラスチックモールドが黄ばんでいます。
EMT Studiotechnik ドイツ時代後期のOFD-65未開封品。78回転SP盤用のカートリッジとなります。EMTのOFDシリーズは、元々EMTがOrtofonへ設計製造依頼したもので、その後自社で製造するようになってから現在に至るまで、初期設計の頃と同じ構造を保っています(おそらくコイルの巻線まで同じ仕様と思われます)
「F10-30」はアメリカのカートリッジメーカーGradoがモノラルカートリッジ向けに製造したMCトランスです。昇圧比はおよそ9倍で、出力の高いモノラルカートリッジとも組み合わせやすくなっています。600Ω受けとなっていますが、いわゆるバランス入出力向けではなく、標準的なPhono入力インピーダンス(47kΩ)