「写真」一覧
エルナ・ベルガー(Erna Berger, 1900-1990)のサイン入り写真。ドイツ・グラモフォン製のポートレート葉書。若かりし頃の写真です。
104×147mm 半光沢印画紙プリント。余白にブルーブラックペンによる署名と1940年の日付。
リサ・デラ・カーサ(Erna Berger, 1919-2012)のサイン入り写真。
ウィーン国立歌劇場で長く活躍し、名録音を数多く残したウィーンの名花。
88×130mm 光沢印画紙プリント。余白にブルーインクによる署名。
フラグスタートを継ぐ大ワグナー・ソプラノ、ビルギット・ニルソン(Birgit Nilsson, 1918-2005)のサイン入りカラー中判写真です。美しい達筆の献辞が添えられています。126×180mm 微粒印画紙カラープリント,黒インクペンよるサイン。
フルトヴェングラーのサイン入りの大判写真(額装済み)です。
比較的大きい署名と献辞、その下には1930年3月19日と日付が書き込まれています。献辞は達筆故に読めませんでした。写真は、当時音楽家の写真を多く残したウィーンFayer社製で、比較的有名なフルトヴェングラー若き日の写真です。
サイズは180×238mmと大きな版で、当時のことですから版(フィルム)から直接密着プリントしてあるものと推測されます。コンディションは、上部の中央付近に水濡れのようなもので傷んだような跡があり、四隅には鋲で留めた跡の穴が開いています。上部の傷みは残念ですが、鋲の跡などは署名を受け取った人が大事に飾っていたことが偲ばれ、これはこれで味わいがあると思っています。角などにもわずかな折れ跡などがありますが、その他に目立った傷みはほとんどありません。
いずれにしましても、これだけ大判かつ有名な写真に署名が入っているものは、相当に貴重なものと思われます。額縁は半切りサイズ、美術館とも取り引きのある工房に額の選定から依頼し、裏は青紙で封をしてあります。
アンリ・レフコヴィッツ(Henri Lewkowicz,1919-1981)のサイン入り写真。1957年6月28日の日付と署名。
一般的にはほとんど知られていませんが、唯一残したリサイタル盤が極めて希覯盤のためレコードコレクター界隈では妙に有名となっているヴァイオリニストです。ポーランド出身。若くしてパリのブーシュリ門下となりパリでデビューも果たしますが、大戦の混乱を避けてスペインへ移住、その後もスペインを中心に活躍したようです。
95×147mm Conciertos Daniel, Buenos Aires. 光沢印画紙プリント。墨色インクによる直筆。
アントン・デルモタ(Anton Dermota,1910-1989)のサイン入り写真。1952年3月3日の日付と署名。
ウィーンで活躍したオーストリアのテノール。殊にモーツァルト歌いとして知られ《魔笛》《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》などLP期に多くの名演を残しました。また、《冬の旅》をはじめとするドイツリート録音も忘れることができません。
90×140mm バライタ印画紙プリント。墨色インクによる直筆。
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe di Stefano, 1921-2008)は、デル・モナコと並ぶ大ドラマティック・テノール。105×146mm 光沢印画紙プリント。《愛の妙薬》より。青インクによるサイン(1957年)が入っています。
マリオ・デル・モナコ(Mario Del Monaco, 1915-1982)は、ディ・ステファノと並ぶ大ドラマティック・テノール。写真右側は光の反射で傷みではありません。102×149mm 光沢印画紙プリント。青インクによるサイン。