パリ木管五重奏団は、ランパル率いるパリ・バロック・アンサンブルほど有名にはなりませんでしたが、当時を代表した木管五重奏団で、Ducretet-Thomsonの録音など今でも愛聴されています。210×271mm リーフレット。表に青インク等にて各団員のサイン。四つ折り跡他若干傷み。
「サイン」一覧
安川加寿子をはじめとして、日本にも弟子の多いフランスの名ピアニスト、ラザール・レヴィ(Lazare Lévy, 1882-1964)の自筆書簡。味わいのある赤茶のインクで書かれています。「India Mill」の透かしの入った便箋。最後に署名が入っています。
ドイツの名コロラトゥーラ、エルナ・ベルガー(Erna Berger, 1900-1990)のリーダーアーベントプログラム,青ボールペンでベルガーとピアニスト、シェルツァーのサインが入っています。210×146mm 見開きリーフレット。
20世紀のフランスを代表するピアニスト(出身はスイスですが)、アルフレッド・コルトー(Alfred Cortot, 1877-1962)の署名入り写真です。珍しい若い頃の大判写真に献辞とサインが入っています。写真から判断すると、1920年頃の写真でしょうか。176×237mm 厚手印画紙。Edm. JOAILLIER撮影。小ヨゴレ等。
ポーランド出身、メキシコとフランスで活躍した名ヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング(Henryk Szeryng, 1918-1988)の署名入り写真です。1950年代にOdéonレーベルへ録音したバッハの無伴奏がつとに有名です(DGGへのステレオ再録音の評価も高い)。180×240mm 光沢印画紙に青ボールペンによるサイン。1960年10月の日付。上部中央に紙の波打ちが若干あります(スキャン時の光が写り込んでいます)。
常設の弦楽三重奏団の草分けであるパスキエ三重奏団(Trio Pasquier, 1927-?)のサイン入り写真です。パスキエ三重奏団は、ジャン、ピエール、エティエンヌという三人の兄弟によって設立され、SP電気吹込期からLP初期にわたって活躍しました。マルグリット・ロンとの競演によるフォーレや、SP、モノラルLP、ステレオLPと三度に渡って録音されたモーツァルトの《弦楽三重奏のためのディヴェルティメント KV 563》などは、今だに色褪せない名演です。写真には三人のサインが入っており、左上の黒い部分に献辞が書かれていますが、黒っぽい部分であるのと、インクの退色によって画像では確認しにくくなっています。234×176mm 光沢印画紙プリント。Harcourt写真館製。ブルーブラックインクペンによるサイン。小イタミ、裏面に接着剤汚れ。
アルフレッド・コルトー(Alfred Cortot, 1877-1962)のサイン入り書簡。ローザンヌの住所の入ったオリジナル書簡紙へブルーブラックインクの個性的な字体で書かれています。210×148mm。1953年4月2日の日付。
ロシアのピアニスト、ウラディーミル・クライネフ(Vladimir Krainev、1944-2011)のサイン入りコンサートプログラム。1980年10月4日 バーゼル州立カジノホールでの演奏会プログラム。マリス・ヤンソンス指揮レニングラード・フィル。クライネフとはプロコフィエフの協奏曲1番を共演。148×21mm 三つ折リーフレット。表右上シール剥がし跡。
オットー・ヴィーデマン(Otto Wiedemann, 1869-1957)によるエリー・ナイ(Elly Ney, 1882-1968)の鉛筆画ポートレート。1921年 ヴィーデマンによる署名とナイの鉛筆サイン。83×136mm 。紙ヤケ、左下小欠損、小穴等。