SPECIALITY一覧

SP000036

Ortofon SPU-G 1960年台初期のものです。Elliptical表記なく丸針です。SPUのシリアルナンバーは、未だにはっきりとした読み方が分かりませんが、おそらく1960年代前半製と思われます。針先交換済で、音出しによる確認も行いましたが問題はありませんでした。赤箱付。

¥ 320,000

SP000044

「F10-30」はアメリカのカートリッジメーカーGradoがモノラルカートリッジ向けに製造したMCトランスです。昇圧比はおよそ9倍で、出力の高いモノラルカートリッジとも組み合わせやすくなっています。600Ω受けとなっていますが、いわゆるバランス入出力向けではなく、標準的なPhono入力インピーダンス(47kΩ)から倍率を逆算した結果であったと思われます。基本的にハイインピーダンス受けは問題ありませんので、ローインピーダンスのものから100Ω以上のものまで幅広く対応することが可能です。ケースに直接RCA端子が取り付けてあり、このまま使用することも可能な状態です。コード取り出し部分のゴムブッシュが硬化していますが、実用上は問題ありません。在庫は2個ありますので、組み合わせてステレオとすることも可能です(倍率は若干苦しいですが)

入力インピーダンス:600Ω
出力インピーダンス:47000Ω(47kΩ)
昇圧比:18.9dB(約9倍)
¥ 80,000

SP000053

フェルッチョ・タリアヴィーニ(Ferruccio Tagliavini, 1913-1995)はイタリアのリリック・テノール。イタリア歌劇団公演などで数度来日し、力強く豊かな表現で観衆を魅了した。殊にリサイタルでの甘い歌声は語り草となってる。105×146mm 光沢印画紙プリント。《メフィストフェレ》より。黒が強い写真なので見難いものの、青インクによるサイン。

¥ 25,000

SP000040

「No. 41」はJS(Jørgen Schou)製のオルトフォンSPU指定トランスで、倍率などの使いやすさなどからSPUに最も適合したトランスとも言われています。特に初期に生産されたものは、その音の良さも手伝って相当に入手が困難なものの一つとなっています。「No. 41」はOrtofon指定トランスであったためかかなり長期に渡って生産が続けられ、今回販売するものは1970年代製の中、後期型となります。MCトランス用の他(日本ではオーディオニックスが輸入、ケーシングし販売していたと記憶しています)、PA機器などにも使用されていました。また、「No. 384」ほどメジャーにならなかったためか、いわゆるオーディオ向けの再生産はされなかったようです。「No. 41」のゲインはおよそ115倍(41dB)で、ローインピーダンスのSPUをフォノイコライザーに入力するのに丁度良い倍率となっています。後期型ですから名器と言われた初期型と比較をされてしまうのはやむを得ないことです。しかし、初期型から同一仕様で作り続けられてきたわけですから、このトランスの音も「41」の音と言って差し支えはないと思います。ケーシングにはイギリスEddystone製のメタルダイカストケース、ピンジャックはスイッチクラフト製、アースターミナルはHHスミス製レトロタイプを使用しています。

入力インピーダンス:1.5Ω
出力インピーダンス:20kΩ
昇圧比:41dB(約115倍)
SOLD

SP000037

Decca Mark I カートリッジ。白ボディです。カートリッジ前面に「II」表記が無い場合のMark IとMark IIの判別については諸説紛々しているのですが、シリアル番号からMark Iで間違いありません。メンテナンス後の使用は僅少です。使用に伴うスレ、汚れ等ありますが、良いコンディションです。コネクター部のプラスチック欠けもありません。針カバー欠品。

SOLD

SP000052

ジュゼッペ・タッデイ(Giuseppe Taddei, 1904-1962)は、ジェノヴァ出身のバリトン。1936年のセラフィン指揮の《ローエングリン》でデビュー。戦争による中断を挟んで、1945年ザルツブルク、1946年にはウィーン国立歌劇場にデビューした。1986年ウィーン国立歌劇場における40年間の歌唱を表彰され「宮廷歌手」の称号を授与された。1956年第1回イタリア歌劇団公演のメンバーとして来日した他、1995年に藤原歌劇団の招きで約40年ぶりに再来日をしている(以上、Wikipaediaから抜粋)。122×167mm 印画紙プリント。達筆すぎて読めませんが、白インクによる献辞と署名。1954年の日付。

¥ 20,000

SP000051

アメデオ・ベルディーニ(Amedeo Berdini, 1919–1964)は、イタリアのドラマティック・テノール。1948年頃サン・カルロ劇場でデビュー。歌曲や宗教曲でも活躍し、1952年法皇ピウス12世の御前演奏に出演した他、フルトヴェングラー指揮サンタ・チェリーリア管弦楽団による《第九》のソリストにもなっている。1964年にはサン・カルロ劇場の《カヴァレリア・ルスティカーナ》や《道化師》に出演したが、病によって急逝した。録音は少なく、チェトラの歌劇録音の脇役にとどまるが、RAI(イタリア放送)の歌劇放送には数多く出演したという。103×148mm 光沢印画紙。達筆すぎて読めませんが、白インクによる献辞と署名。

¥ 20,000