SPECIALITY一覧

SP000052

ジュゼッペ・タッデイ(Giuseppe Taddei, 1904-1962)は、ジェノヴァ出身のバリトン。1936年のセラフィン指揮の《ローエングリン》でデビュー。戦争による中断を挟んで、1945年ザルツブルク、1946年にはウィーン国立歌劇場にデビューした。1986年ウィーン国立歌劇場における40年間の歌唱を表彰され「宮廷歌手」の称号を授与された。

1956年第1回イタリア歌劇団公演のメンバーとして来日した他、1995年に藤原歌劇団の招きで約40年ぶりに再来日をしている(以上、Wikipaediaから抜粋)。

122×167mm 印画紙プリント。達筆すぎて読めませんが、白インクによる献辞と署名。1954年の日付。

¥20,000

SP000051

アメデオ・ベルディーニ(Amedeo Berdini, 1919–1964)は、イタリアのドラマティック・テノール。1948年頃サン・カルロ劇場でデビュー。歌曲や宗教曲でも活躍し、1952年法皇ピウス12世の御前演奏に出演した他、フルトヴェングラー指揮サンタ・チェリーリア管弦楽団による《第九》のソリストにもなっている。1964年にはサン・カルロ劇場の《カヴァレリア・ルスティカーナ》や《道化師》に出演したが、病によって急逝した。

録音は少なく、チェトラの歌劇録音の脇役にとどまるが、RAI(イタリア放送)の歌劇放送には数多く出演したという。

103×148mm 光沢印画紙。達筆すぎて読めませんが、白インクによる献辞と署名。

¥20,000

SP000050

フランコ・ベヴァル(1904-1962, Franco Beval)は、ポーランド出身のドラマティック・テノール。1935年ワルシャワ歌劇場でデビューした後、1940年スカラ座でデビュー。コヴェントガーデンなどヨーロッパ各地の歌劇場にも出演した。ポーランド出身で最も成功したドラマティック・テノールと言われている。

104×146mm 印画紙プリント。達筆すぎて読めませんが、青インクによる献辞と署名、1953年の日付。

¥20,000

SP000049

アルド・ベルトッチ(Aldo Bertocci, 1915–2004)は、1940年代から70年代にかけてイタリア・オペラを中心として主にスカラ座で主役、脇役を演じ、現代オペラの初演にも多数参加。1960年にはカナダでオテッロ役も歌った(以上、フランコ酒井著『失われた声を求めて』より)。

105×150mm 光沢印画紙。青インクによる署名。

¥15,000

SP000048

イワン・コズロフスキー(Ivan Kozlovsk, 1900-1993)は、レメシェフと並び称されたロシアの大リリック・テノール。この両テノールはボリショイ劇場でのダブルキャストも多く、観客はコズロフスキー派、レメシェフ派と分かれて劇場外でも侃々諤々であったといいます。

また、テノール歌手らしく大の女好きとして知られ、コズロフスキーの来るパーティーに若い女の子は連れていけないと言われたとか。

107×158mm 光沢紙プリント。1950年代ロシアでのプリントと思われます。

¥12,000

SP000047

17世紀に描かれたブルガリアに現存するイコンの名作を手描きによって複製したものです。

おそらくは、壁画で有名なヴェリコ・タルノヴォの聖ペテロ・パウロ教会内のものの複製ではないかと思います。裏面に証明シールが貼られており、作者はSava Steffanov(210✕295mm)。

¥40,000

SP000046

17世紀に描かれたブルガリアに現存するイコンの名作を手描きによって複製したものです。

有名なリラの僧院にあるイコンの複製のようです。リラには多くのイコンがある他、イコン博物館なるものもあるようです。裏面に証明シールが貼られており、作者はMonika Aserovaで(155✕220mm)。

¥30,000

SP000045

17世紀に描かれたブルガリアに現存するイコンの名作を手描きによって複製したものです。

特定はできませんでしたが、おそらくネセバルの聖ステファン教会内のイコンの複製と思われます。板の傷みなども再現しています。裏面に証明シールが貼られており、作者はMonika Aserova(120✕160mm)。

¥20,000

SP000044

「F10-30」はアメリカのカートリッジメーカーGradoがモノラルカートリッジ向けに製造したMCトランスです。

昇圧比はおよそ9倍で、出力の高いモノラルカートリッジとも組み合わせやすくなっています。600Ω受けとなっていますが、いわゆるバランス入出力向けではなく、標準的なPhono入力インピーダンス(47kΩ)から倍率を逆算した結果であったと思われます。基本的にハイインピーダンス受けは問題ありませんので、ローインピーダンスのものから100Ω以上のものまで幅広く対応することが可能です。

ケースに直接RCA端子が取り付けてあり、このまま使用することも可能な状態です。コード取り出し部分のゴムブッシュが硬化していますが、実用上は問題ありません。在庫は2個ありますので、組み合わせてステレオとすることも可能です(倍率は若干苦しいですが)。

入力インピーダンス:600Ω
出力インピーダンス:47000Ω(47kΩ)
昇圧比:18.9dB(約9倍)
¥80,000

SP000043

Ortofon Type ABカートリッジ、黒色となります。

C-25Dの項でも書いた通りオルトフォンの初期カートリッジにはさまざまなバリエーションがあります。それらの中でも初期の製品に属し、「ツノ付き」と呼ばれるカートリッジが、Type ABとCB、さらに変種のADです。

この「ツノ付き」タイプは、ほぼ全てにおいてカートリッジ下面のメタルカバーにFONOFILM表記があることから、1950年台初期までのORTOFONブランドが使われる前の製品であると推測されますが、ORTOFONブランド確立後も放送局用にFONOFILMのブランドで納入されていた可能性はあります。というのも、短期間で作ったとは思えないほど多くのバリエーションが存在するからです。

バリエーションのもっとも分かりやすい違いは本体の色で、オルトフォンならではの黒色の他にアイボリーのものがあります。また、AB、CBの呼称通り、カンチレバーにもAタイプとCタイプがあり、それらの中にまた78rpmタイプと33/45rpmタイプがあります。さらに、カートリッジ正面に刻印で大きくAB、CBと表記されているもの、78rpmあるいは33/45rpmと刻印されているもの、その両方が刻印されているもの、さらには針が上から見られるようにその部分が斜めに大きく削られているもの(Cタイプなどによく見られます)などがあります。加えて、トーンアーム接続部の樹脂の丸棒の色も黒の他、赤や青、茶色のものなどがあります(当初は針先径に合わせて色を変えていたようです)。また、放送局用に出荷されているとすれば、インピーダンス違いなども存在する可能性があり、一口に「ツノ付き」といっても分類するのに困るほど多種多様のタイプが存在しているのです。おそらく、Ortofon本社でもこれら詳細についての資料は残っていないのではないでしょうか。

これらの違いとは別に、このABやCBというのは実はType Bであるという説があります。Type Bにカンチレバー形状の表記であるAやCを付けたのではないかということですが、Type Bはまた別に存在しており、AB/CBとはまた別のブロードキャストタイプとなります。

事のついでにType ADについても書いておきます。ADは、カンチレバーの先が小さくY字に分岐しており、Y字の先端にそれぞれLP用と78rpm用の針が傾けて取り付けてあり、カートリッジを左右に傾けることによってLPとSPを切り替えることが出来るという一風変わったカートリッジです。ADをオルトフォン初のトーンアームA-212へ付けた姿はなかなかの風情です。

前置きが長くなりました。当モデルはType ABの黒色モデルで、正面には78rpmと白抜き刻印がされていますが、針先はLP用の25ミクロン針に交換されています。音は非常に力強く、後期のC-25Aなどと比べると音量がまるで違って聞こえるほどです(実際インピーダンスの関係で音量が大きくなっている可能性もありますが)。野太い音が前に出てくる分、当然ながらレンジはそれほど広くは感じられませんが、決して音が伸びていないというわけではなく、むしろ高域のきらびやかさなど絶妙の音作りというべきです。初期Ortofonの音が存分に楽しめるのではないでしょうか。

カートリッジは針および、ダンパー交換を含め、フルメンテナンス済で、その後は試聴しか行っておりません。初期の2ピン出力の端子となりますので、例によって専用端子で4ピンアームへ取付けられるようになっております。オルトフォンの2ピン対応の古いアームやEMTタイプ のアームを使われる場合は、端子を取り外して納品されていただきます。付属品は針カバーのみとなります。

¥350,000