SPECIALITY一覧

SP000083

カナダNorthern Electric製のインプットトランス「586470」を使用したステレオMCトランスです。
Northern ElectricはWestern Electricのカナダ支社にあたり、「586470」には当然ながらWestern Electric仕様のものもありました。
おそらくNorthern Electric、Western Electricどちらの仕様も、同じ製造委託先での同仕様モデルであったと考えられます。
そのような意味においては、Northern Electricブランドであるがゆえにお買い得ではあると言えます。

「586470」は、「618C」などとともに、名アンプと言われた「124アンプ」のインプットトランスとして使用されたことからも、Western Electricを代表するインプットトランスの一つと言ってよいでしょう。
残念ながら詳細なデータは持ち合わせておりませんが、26dBほどの増幅率とされ、ステレオのMCトランスとしては使いやすい増幅率となっています。

店頭にて試聴可能です。

SOLD

SP000084

JS(Jørgen Schou)製のオルトフォンSPU指定トランス「No. 41」の再生産品です。「41」は、倍率などの使いやすさなどからSPUに最も適合したトランスとも言われています。

いわゆる赤ドットこそありませんが、旧型キャップケースに程よく傷んでいる外装からもしや、と思いましたが、引出し線の作法が再生産品のものでした。「41」の再生産品仕様というのは恥ずかしながら初めて見ました。タッチアップなどもされているため、ひょっとするとケースを入れ替えたのかとも思いましたが、そこまでするのなら赤ドットも入れておくでしょうから、やはり(おそらくはオーディオ向け)再生産がされていたのでしょう。

入力インピーダンス:1.5Ω
出力インピーダンス:20kΩ
昇圧比:41dB(約115倍)
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SP000080

PHILIPS MINIWATT 6CG7。オランダ製と思われます。
数字はまあまあ近いですが、ペアではなく2本組としておきます。NOS元箱入。

Maranz#8で使われていることで有名なミニチュア双三極管です。市場に出回っているものはアメリカ製が圧倒的に多いのですが、日本の東芝やイギリスMullard、オランダPhilipsなどでも製造されていました。

Philips Miniwattのものは元々製造数が多くなかったと類推され、現在では相当に入手困難な球となっています。MarantzユーザーにはRCA製黒プレートのものが人気ですが、メッシュプレートのE90F(6BH6)と合わせ、パワー管まで全てヨーロッパ管とするのもよろしいかと思います。

プリント少ハガレ等,箱傷み。

New
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SP000079

現代型の真空管アンプで有名なイギリスE.A.R.によるMCトランス。4Ω/12Ω/40Ωの入力に対応しており、切り替えスイッチではなくそれぞれに入力端子を用意している他、アース端子も左右個別に接続できるようになっており、音に対するこだわりが感じられます。全体としてはアタリなどもなく美品ですが、正面ロゴの一部が消えている他、RCA端子に少ヨゴレあります。元箱、簡素なオリジナル説明書付き。

入力インピーダンス:4Ω/12Ω/40Ω
出力インピーダンス:(47kΩ)
昇圧比:30db(約30倍)/26db(約20倍)/20db(約10倍)
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SP000075

僅かな録音のみ残したフランスの知る人ぞ知るテノール、ルイ・アルノー(Louis Arnoult, 1901–?)の手紙。薄い紙に力強い筆跡で書かれています。12月25日の日付と署名。
《火刑台のジャンヌ・ダルク》について書かれているようです。

210×266mm 青インクによる直筆。

¥ 5,000

SP000077

おそらく1951年シーズンのベルリン・シラー劇場のパンフレット、プログラムとチケット半券。演目はホフマンスタールの『エディプス王』戯曲のプログラムだが、注目すべきはパンフレットにあるフルトヴェングラーの写真。147×208mm 24ppのパンフレット、見開きプログラムにチケット半券。

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SP000070

ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan, 1908-1989)が1953年、ウィーン・シンフォニカーと行ったベートーヴェン交響曲全曲演奏会の第5回(第九交響曲)のプログラム。

150×210mm 見開き2枚組リーフレット。表紙若干の風化による少カケ、少ヤブレ等。

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