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エスプレッソマシンのスチームアーム交換

CLASSICUSでは、主には私が飲むために(いえ、もちろんお客様にもお出しします)エスプレッソ・マシンを置いています。Gaggia社のTebeというマシンで、オ・ソレ・ミオの国イタリア製ですから大変に美味しいエスプレッソが出来るのです。

このマシンはそこそこ高級機ということもあって、当然ながらカプチーノのミルク泡立て用のスチーマーがついているのですが、このスチームノズルには初心者でも泡立てやすいようにパナレロというプラスチック部品がついています。しかし、一度キャプチーノ(と玄人ぶってみる)をいれると、このパナレロとノズルには牛乳のカスがビッシリとついてしまい、その度に掃除するのが(ましてやたんぱく質ですから)結構面倒だったりします。また、パナレロ付きノズルを使うと、大したコツもいらずに泡立つ代わりに、かなり大ざっぱな泡立ちとなってしまいます。

そこで、掃除の利便性(金属ノズルだけだったら、泡立て直後に濡れふきんなどで拭けばほぼOK)と泡立ちの細かさを求め、パナレロ無しでカプチーノすることにしたのでした。結果、ちょっとしたコツは要ったものの、なかなかどうしてキメ細やかな泡立ちを実現することが出来て満足だったのです。しかし、ノズルの途中で自己主張しているパナレロ取り付け部分が、不必要なだけに気になりだしました。

そんな時に見つけたのが(通販番組みたいですが)ここのページ中ほどにある、Rancilio Silvia用のスチームアームとアダプターです。早速注文したところ、すぐさま送られてきました。

取り付けて使ってみると、使い勝手そのものはGaggiaのパナレロ無しと大差ありませんが、見た目はかなりグレードアップした感じです。ただ、アダプターを介してやや無理やり取り付けているためか、アダプターの隙間から少し水(お湯)漏れします。また、大きなナットも美観的にはなんとかしたいところです。

そこで、純正のアームとRancilioのアームをあれこれと見比べてみたところ、アームの太さや、ストッパーの形状はほぼ同一で、ナットの形状だけが大幅に違うことがわかりました。ということは、GaggiaのナットでRancilioのアームを取り付けることができるのではないか? という悪魔の囁きが聞こえてきました。

Gaggiaのアームは構造上ナットが外れないようになっていますから、この作業を始めてしまうと後戻りはできません。しかし、ここまで考えたからには実行あるのみ。

まずは、Gaggiaのアームを力ずくで折ってナットを取り出します。プライヤーで握って何度か曲げ伸ばしをすると、ポキっと折れます(かなり猟奇的な壊し方になってしまいました)。

外したナットは、Rancilioのアームへすんなり入りましたので(実は折り曲げ部分に引っかからないかどうかが一番心配だったのです)、あとは取り付ければ一丁上がりです。

まるで純正のスチームアームのように美しく付いています。満足満足。

特典として、このアームにはいろいろと楽しい部品が用意されていて、これこれなんかが気になっています。

なお、Rancilio Silviaの古い方のアーム(多分Version1や2というもの)でないとこの方法は使えないようです。アタッチメントを購入する必要がなくなりますので、Gaggiaのアームを犠牲にする覚悟がある方にはおすすめです。おそらく、古いClassicやBabyでもできるのではないでしょうか。